【アニメ】エリートの金太郎がうつになった!?~うつから脱出する心理学~ 銀座新橋心療内科の動画

いつも見てくださって、ありがとうございます。

童話シリーズ、今回は、「うつから脱出する心理学」という
テーマでアニメを作成してみました!

心理学を用い、うつになってしまったエリートの金太郎がうつから脱出するというお話です。

オープニング

むかしむかし、あしがら山の山奥に、金太郎という名前の男の子がいました。
金太郎の友だちは、山の動物たちです。
ある日金太郎は動物たちとの勝負に負け…

うつになってしまいました!!

金「ああ・・・もう僕はだめなんだ。」
熊「いや、足が滑って偶々負けただけなんだから、気にしなくていいんだよ」

〜社会的に成功しなければならない〜

スキーマ(固有の価値観)その1
また、社会的に成功しなければならないと思っている人がちょっとの失敗で必要以上に落ち込んでしまうことを自動思考という

金「僕は相撲界のエリート。この山の頂点でなければいけないのに…負けるなんて…」
熊「い、いや、一回くらい負けたって問題ないじゃないか。」
金「いや、大問題なんだ」
熊「え?」
金「知っているかい?熊くん」
熊「な、なにをだい?」
金「一応僕はストーリー上、都のえらいお侍さんの家来になるんだ」
熊「え?」
金「そして坂田金時という名前をもらって女の子にモテモテであんなことやそんなことや…」
熊「(欲が深い・・・)」
金「しかし負けたということは、山で一番の称号もなくなっちゃうんだ…」

猿「キーキッキ。あいつころんで負けたみたい。僕のこと相撲でやっつけた罰が当たったんだーキーキッキ!」

犬「こら、猿!ごめん、金太郎。みんな金太郎の事はすきなんだけど、ああやって妬む人もいるみたいなんだ」
熊「そうそう、きにするなよ。みんな金太郎のこと、すきだからさ!」
金「・・・」
熊「き、きんt」
金「ああーーもうおれはダメなんだー!すごく嫌われている―!」

~すべての人から愛されなければならない~

スキーマ(固有の価値観)その2
みんなに愛されたいという気持ちが強すぎ、少しの批判で激しく落ち込むこと

金「もう駄目だ…世界は終わりだ…」
熊「き、金太郎」
金「どうせ猿君はこの後3chで僕の敗北を掲示板に書き込みまくるんだ」
熊「嫌がらせが悪質!」
金「そして僕のアンチが増えて、将来結婚するはずだった女の子にも『まけるとかだっさー』とか思われて結婚もできないんだ。そうだだから服がダサいって理由で昨日彼女にフられたんだ」
熊「(それは服のせいかと)」
金「ああああ!僕は強く、かっこよく、モテモテでなければいけないのにー!」

~すべてが完璧でなくてはならない~

スキーマ(固有の価値観)その3
完璧主義の人ほど苦労やストレスを感じやすい。完璧を目指す価値観が強すぎると、少しのミスでも必要以上に落ち込んでしまう。

熊「えっと…そんなに完璧じゃなくていいんだよ」
金「だめなんだ。僕はいつでも強くイケメンで、偉いお侍さんになって、ジュノンボーイコンテストで優勝して、ベストジーニスト賞を受賞して、抱かれたい男ランキングで殿堂入りをして…」
熊「目標がたかすぎる!!」

熊「(こ、これは…)」
金「しくしくしく…」
熊「金太郎くん?」
金「な、なんだい?」
熊「君が目標が高いことは良い事だけど無理しすぎないで」
金「うう」
熊「君が『強くならなければならない』と思っていることを『強いにこしたことはないって』変えてみてごらん?」
金「えっと、強いに越したことはない・・・」
熊「そうそう、それでいいんだよ。それで自分のペースで頑張れるでしょ?」
金「た、たしかに」
熊「君が感じるスキーマはいい面はある。より頑張るエネルギーになるから。でもそれで君がつらくなるなら、少し肩の荷を下ろしていいんだよ」

金「そうだ!そのとおりだ!」

こして金太郎は自分のペースで頑張り、見事偉いお侍さんの家来になるのでした。
めでたしめでたし

数年後の都
金「女の子は多いにこしたことはない~!お嫁さんは多いにこしたことはない~!」

行きすぎ!

コチラの動画は、下記をご覧ください。